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公開日時:2019年2月6日 最終更新日:2020/05/27

妊娠中はネイルアートをしても身体に影響はないのか?

妊娠中はネイルアートをしても身体に影響はないのか?

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女性の楽しみのひとつでもあるネイルアートですが、妊娠中のにネイルアートについての賛否が分かれています。

そこでネイルが妊娠中の身体に影響するのか、また気を付けたい点などを知っておきましょう。

妊婦はネイルを楽しめないの?

妊婦はネイルを楽しめないの?
マニキュア除光液は毒性の強い化学成分が使用されています。
大量に吸引したり、誤飲があると体調に悪影響を及ぼしかねません。

ただ妊婦への影響については因果関係ははっきりとしていませんので、普通に楽しむくらいなら問題ないとも言われています。

妊娠時期は何が起こるか分からない時期でもある

妊娠時期は何が起こるか分からない時期でもある
妊娠前は健康に問題のないママでも、妊娠中は何が起こるか分からない時期でもあることをまずは覚えておきましょう。

体調が変わりやすいことから、ネイルアートの匂いで気持ちが悪くなったり緊急の際にネイルが処置や手術の邪魔となることもあります。
ネイルで体調に変化があったら、すぐ使用を避けましょう。

まずは医師に相談しましょう


ネイルアートはかかりつけの医師によって考え方が様々なようです。

ネイルをしたいと思ったら、まずは医師に相談しておきましょう。

週数によってはネイルをやめるよう指示がある場合もあるので、その時は指示に従いましょう。

ネイルアートを控えた方が良いと言われている理由

ネイルアートを控えた方が良いと言われている理由
妊婦はネイルアートを控えておいた方が良いと言われている理由にはいくつかあります。

爪で健康状態を把握するから

爪で健康状態を把握するから
定期的に行われる妊婦検診では、医師が妊婦の健康状態を見ます。

爪の色や割れが無いかなどで、貧血や体調をチェックすることもあります。

ネイルアートをしていると爪で健康状態が分からなくなるので、ネイルを取るよう言われる場合もあるでしょう。

日和見感染菌の保有の可能性

日和見感染菌の保有の可能性
日和見感染菌は健康な人が持っていても、何も症状が現れません。

ただし高齢者や小さい子供など、免疫力が低下しやすい人が感染すると病気を発症することがあります。

普段ネイルアートを行っている人は爪とネイルの間に日和見感染菌が増殖しやすいと言われています。

妊娠中は抵抗力が弱まる可能性を考えると、ネイルは避けた方が良いでしょう。

酸素濃度測定器をつけることもある

酸素濃度測定器をつけることもある
妊娠中に何か緊急でトラブルがあった場合や、陣痛の際に酸素濃度を測る場合があります。

酸素濃度はクリップ状の測定器を指先に挟んで行うため、ネイルを行っていると正常な数値が分からないケースがあります。

特にジェルネイルは専用リムーバーでないと取れないので、手間を考えると避けて欲しいと言われているのです。

ネイルを控えておきたい時期

ネイルを控えておきたい時期
ネイルアートを控えておきたい時期は医師によっても変わるでしょうが、以下のような時期は避けたい時期です。

定期検診

定期検診
前述したとおり、妊婦検診の際に爪で健康状態をチェックすることもあります。

妊娠後期になると2週間に1度のペース、臨月だと週1の検診となります。

その都度落として再度つけるとなると、爪への傷が増えたり、除光液を何回も付けることになります。

ネイルを楽しむなら、妊娠後期に差し掛かる7か月に入る頃にはやめておきましょう。

出産時

出産時
出産時は何があるか分かりません。

緊急時に酸素濃度を測るのに手間取ることが考えられるため、医師から取るように言われる場合があります。

また帝王切開の際にも、医師からネイルを取るよう指示があるかもしれないので気を付けておきましょう。

おっぱいマッサージ(母乳マッサージ)が必要な時

おっぱいマッサージ(母乳マッサージ)が必要な時
妊娠後期になると、母乳の出を良くするためおっぱいマッサージを自分で行わなければなりません。

ネイルアートの部品や長い爪では乳首や胸を傷つける可能性があるので避けましょう。

妊婦さんがネイルをする時に気を付けたいこと

妊婦さんがネイルをする時に気を付けたいこと
医師から許可が出た時でも、ネイルをする際は注意しておきたいポイントがあります。

換気をしっかりして匂いに注意

換気をしっかりして匂いに注意
マニキュアには有機溶剤が使用されており、また除光液にはアセトンという弱いながら毒性を持った成分が含まれています。

ツンとしたにおいが特徴で、吸うと気分が悪くなることもあります。
そのためしっかり窓を開けて換気をするか、マスクを付けて臭い対策を行いましょう。

除光液にはアセトンを使用しないノンアセトンのものも販売されていますので、妊婦さんはノンアセトンがおすすめです。

ネイルサロンに通う時の注意点

ネイルサロンに通う時の注意点
ネイルサロンでネイルを行う際は以下のことに気を付けましょう。

  • スタッフに妊娠中であることを伝える
  • 店でないとオフできないネイルは避ける
  • 気分が悪くなったらやめる

サロンの店員に妊娠中であることを伝え、無理のない状態でネイルを行いましょう。

同じ姿勢だと気分が悪くなったりむくんだりするので、クッションを貸してもらったり適度に体を動かすように心がけて下さい。

まとめ

妊娠中のネイルアートについてのまとめ
ネイルアートは気分転換にもなるため、それが妊婦さんの心を癒すという前向きな意見があるのも事実です。
そのため病院に相談して、許可が出たら無理のない範囲で楽しみましょう。

ネイルはチップやシールでも楽しむことができるので、体に負担をかけない方法で楽しむと良いですね。

提供:株式会社SANSHIN

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