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公開日時:2015年6月18日 最終更新日:2020/04/06

旧表示指定成分って一体何ですか?

旧表示指定成分って一体何ですか?

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旧表示指定成分って聞いたことありますか?

化粧品選びの際に無添加の対象成分として挙げられることが多い旧表示指定成分ですが、実際のところどのような成分なのでしょうか?

スキンケア関連のサイトなどで見られる「旧表示指定成分」というキーワードは、その正体がわからない人が多い実情があるようです。

旧表示指定成分について詳しく解説していきますので、化粧品選びの基礎知識としてチェックしてみてください。

旧表示指定成分とは?

旧表示指定成分とは?

昭和55年に制定された表示指定成分は、旧厚生省が定めた「人によってはアレルギーを引き起こす可能性のある成分」の総称です。

当時の化粧品は、該当する成分があれば、それをパッケージに表示することが義務付けられていました。

平成13年(2001年)の薬事法改正後は、化粧品に配合されている全ての成分の表示が義務付けられるようになったので、消費者の皆さんも、自分が使っている化粧品の中身を把握できる時代となっています。

全成分表示になる前に表示義務のあった表示指定成分ということで旧表示指定成分と呼ばれています。

旧表示指定成分は102種類(香料を含めて103種類)

旧表示指定成分は102種類(香料を含めて103種類)

旧表示指定成分は下記の102種類(香料含めて103種類)が該当します。

  • DMDMヒダントイン ※旧名称:1,3-ジメチロール-5,5-ジメチルヒダントイン
  • ドロメトリゾール ※旧名称:2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール
  • メチルイソチアゾリノン ※旧名称:2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン
  • メチルクロロイソチアゾリノン ※旧名称:5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン
  • イミダゾリジニルウレア ※旧名称:NN”-メチレンビス[N’-(3-ヒドロキシメチル-2,5-ジオキソ-4-イミダゾリジニル)ウレア]
  • 安息香酸及び安息香酸○ ※旧名称:安息香酸及びその塩類
  • イクタモール
  • シメン-5-オール ※旧名称:イソプロピルメチルフェノール
  • ウンデシレナミドMEA ※旧名称:ウンデシレン酸モノエタノールアミド
  • ウンデシレン酸及びウンデシレン酸○ ※旧名称:ウンデシレン酸及びその塩類
  • EDTA及びEDTA○ ※旧名称:エデト酸及びその塩類
  • ベヘントリモニウムクロリド ※旧名称:塩化アルキルトリメチルアンモニウム
  • ジステアリルジモニウムクロリド ※旧名称:塩化ジステアリルジメチルアンモニウム
  • ステアラルコニウムクロリド ※旧名称:塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム
  • ステアルトリモニウムクロリド ※旧名称:塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
  • セトリモニウムクロリド ※旧名称:塩化セチルトリメチルアンモニウム
  • セチルピリジニウムクロリド ※旧名称:塩化セチルピリジウム
  • ベンザルコニウムクロリド ※旧名称:塩化ベンザルコニウム
  • ベンゼトニウムクロリド ※旧名称:塩化ベンゼトニウム
  • ラウリルトリモニウムクロリド 旧名称:塩化ラウリルトリメチルアンモニウム
  • 塩化リゾチーム
  • アルキル(C12-14)ジアミノエチルグリシンHCl ※旧名称:塩酸アルキルジアミノエチルグリシン
  • クロルヘキシジン2HCl ※旧名称:塩酸クロルヘキシジン
  • ジフェンヒドラミンHCl ※旧名称:塩酸ジフェンヒドラミン
  • オキシベンゾン-3 ※旧名称:オキシベンゾン
  • フェニルフェノール ※旧名称:オルトフェニルフェノール
  • カテコール
  • マメハンミョウエキス ※旧名称:カンタリスチンキ
  • グアイアズレン
  • グアイアズレンスルホン酸Na ※旧名称:グアイアズレンスルホン酸ナトリウム
  • グルコン酸クロルヘキシジン
  • クレゾール
  • クロラミンT
  • クロルキシレノール
  • p-クロロ-m-クレゾール ※旧名称:クロルクレゾール
  • クロルフェネシン
  • クロロブタノール
  • トコフェロール ※旧名称:dl-α-トコフェロール
  • 酢酸トコフェロール ※旧名称:酢酸dl-α-トコフェロール
  • 酢酸ラネス-9,酢酸ラネス-10 ※旧名称:酢酸ポリオキシエチレンラノリンアルコール
  • ラノリン
  • ラノリンアルコール
  • 水添ラノリン ※旧名称:還元ラノリン
  • 液状ラノリン
  • 酢酸ラノリン
  • 酢酸ラノリル ※旧名称:酢酸ラノリンアルコール
  • ラノリンロウ ※旧名称:硬質ラノリン
  • サリチル酸フェニル
  • サリチル酸及びサリチル酸○ ※旧名称:サリチル酸及びその塩類
  • DIPA 旧名称:ジイソプロパノールアミン
  • DEA 旧名称:ジエタノールアミン
  • シノキサート
  • BHA ※旧名称:ブチルヒドロキシアニソール
  • BHT ※旧名称:ジブチルヒドロキシトルエン
  • ラウリルイソキノリニウムブロミド ※旧名称:臭化アルキルイソキノリニウム
  • セトリモニウムブロミド ※旧名称:臭化セチルトリメチルアンモニウム
  • 臭化ドミフェン
  • ショウキョウエキス ※旧名称:ショウキョウチンキ
  • 水添ラノリンアルコール ※旧名称:水素添加ラノリンアルコール
  • ステアリルアルコール
  • セタノール
  • セチル硫酸Na ※旧名称:セチル硫酸ナトリウム
  • セテアリルアルコール ※旧名称:セトステアリルアルコール
  • セラック
  • ソルビン酸及びソルビン酸○ ※旧名称:ソルビン酸及びその塩類
  • チモール
  • ドデシルベンゼンスルホン酸Na ※旧名称:直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
  • チラム
  • デヒドロ酢酸○ ※旧名称:デヒドロ酢酸及びその塩類
  • ゴムラテックス ※旧名称:天然ゴムラテックス
  • トウガラシエキス及びトウガラシ果実エキス ※旧名称:トウガラシチンキ
  • トラガント
  • TIPA ※旧名称:トリイソプロパノールアミン
  • TEA ※旧名称:トリエタノールアミン
  • トリクロサン
  • トリクロカルバン ※旧名称:トリクロロカルバニリド
  • ニコチン酸ベンジル
  • ヒドロキシメトキシベンジルペラルゴナミド ※旧名称:ノニル酸バニリルアミド
  • ○PABA及び○PABA○ ※旧名称:パラアミノ安息香酸エステル
  • ○パラベン ※旧名称:パラオキシ安息香酸エステル
  • クロロフェノール ※旧名称:パラクロルフェノール
  • フェノールスルホン酸亜鉛 ※旧名称:パラフェノールスルホン酸亜鉛
  • クロフルカルバン ※旧名称:ハロカルバン
  • 旧名称:ピロガロール ※現在は配合不可成分
  • フェノール
  • PG ※旧名称:プロピレングリコール
  • ヘキサクロロフェン
  • ベンジルアルコール
  • 没食子酸プロピル
  • PEG-○(○は12以下の数字) ※旧名称:ポリエチレングリコール(平均分子量が600以下のもの)
  • PEG-○ラノリン ※旧名称:ポリオキシエチレンラノリン
  • ラネス-○ ※旧名称:ポリオキシエチレンラノリンアルコール
  • ミリスチン酸イソプロピル
  • ラウレス硫酸○ ※旧名称:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩類
  • ラウリル硫酸○ ※旧名称:ラウリル硫酸塩類
  • ラウロイルサルコシンNa ※旧名称:ラウロイルサルコシンナトリウム
  • ラノリン脂肪酸イソプロピル
  • ラノリン脂肪酸PEG-○ ※旧名称:ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール
  • レゾルシン
  • ロジン
  • エストラジオール エチニルエストラジオール ※旧名称:ホルモン
  • 医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令(昭和41年厚生省令、別表第1、別表第2及び別表第3に掲げるタール色素) ※旧名称:色材・色素
  • 香料

旧表示指定成分無添加とは?

旧表示指定成分無添加とは?

旧表示指定成分という表現ですが、肌への優しさにこだわった無添加化粧品を手掛けるメーカーでは、「旧表示指定成分無添加」というキーワードを用いることがよくあります。

旧表示指定成分無添加とは、「旧表示指定成分に指定されている102成分が一切入っていない無添加化粧品」という意味となりますので、とにかく肌に負担のかかりやすい成分を回避したいと考える方にとって選択の目安と言えるでしょう。

旧表示指定成分無添加は絶対に安全?

旧表示指定成分無添加は絶対に安全?

前述のとおり旧表示指定成分無添加は、102成分が入っていないという総称となりますが、効果の安全性を保証するものではありません。

特にアトピー性皮膚炎や敏感肌、乾燥肌の方にとっては、化粧品に含まれる比較的低刺激な成分までも外的刺激となってしまう場合がありますので、「無添加だから100%安全である」というように安易に捉えるのはおすすめできません。

無添加よりも配合成分全体のやさしさ重視で

無添加よりも配合成分全体のやさしさ重視で

さまざまな肌トラブルに悩まされている皆さんは、優しく肌にアプローチできる化粧品を選ぶことがおすすめです。

旧表示指定成分だけに限らず、化粧品に配合されている全成分を確認して、一つ一つの成分がお肌にとってやさしい成分となっているかどうかを確かめることが大切です。

近年では敏感肌向けの化粧品も増えてきていますので、その中で「旧表示指定成分無添加」と書かれている製品があれば、化粧品選びの一つの目安となるでしょう。

古家後健太

この記事を書いた人

古家後健太

<執筆者プロフィール>
化粧品成分検定1級合格(化粧品成分上級スペシャリスト)。ベビースキンケアと子育て情報の育児メディア『マンビーノ(mambino)』運営責任者。株式会社SANSHIN代表取締役。赤ちゃんのお肌の特徴を知れば、赤ちゃんこそスキンケアが必要なのがわかります。ですが実際はベビースキンケアの重要性は世間にあまり浸透していませんでした。赤ちゃんのお肌をトラブルから守るためには、しっかりと赤ちゃんのお肌に必要なケアを広める必要があると思い、2014年にオリジナルベビースキンケアブランド「Dolci Bolle(ドルチボーレ)」を立ち上げました。子供のお肌を守りたいというママやパパの想いに寄り添う化粧品をお届けします。
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提供:株式会社SANSHIN

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