公開日時:2019年2月25日 最終更新日:2020/05/19
子育てに疲れる時ってやっぱりある?育児に疲れそうな時に行いたい事
育児疲れという言葉をよく耳にするようになりました。
わかるわかる!という人から、子育てに疲れるってどういうこと?と思う人まで様々かもしれませんが、実際に育児をしたことのある人ならその大変さは容易に想像がつくはずです。
そんな子育てに疲れそうなとき、どんなことをしたらラクになれるのか考えてみました。
育児に疲れるってどんな状態?
「夢にまで見た可愛い我が子を育てているのだから、疲れるなんてあるはずがない」なんていう人がいたら、一度一人で24時間子育てをしてみると良いかもしれません。
子育てをしていてこんな症状に心当たりはありませんか?
- ささいなことでイライラする
- ちょっとしたことで悲しくなる
- 体がだるい
- 何もする気になれない
- いつも眠い、もしくは眠れない
- 食欲がない、もしくは過食
- 頭痛、肩こり、めまいなどがある
- 体重が減る
- マイナス思考になっている
思い当たることがあるというママは、いつの間にか子育ての疲れがたまって、育児疲れの状態になっているのかもしれません。
子育てをしたことのあるママのほとんどが、育児に疲れたと感じたことがあると思います。
育児の疲れに関して蓄積はしても取れることはなかなかありませんので、あまり溜め込まないのが一番です。
とはいえ現実的には難しいですよね。
ママたちを育児疲れに追い込む原因9つ
初めての育児にてんてこ舞いの新米ママから、兄弟のいるベテランママ、働きながら子育てをするママなど、どんな状況であってもママたちが育児に疲れているのは同じです。
子育ては毎日が戦場という、疑いようもない現実と日々戦っているからです。
①やることが多すぎる
ママであり主婦であり、働いているなら仕事もありと、常にたくさんの役割を一人で抱えているのが女性です。
子供のお世話だけでも大変なのに、食事の用意、後片付け、掃除、洗濯などなどいくらやっても家のことが終わらない・・・。
完全にオーバーワークです。
②睡眠不足
まだ赤ちゃんのうちは夜泣き、夜中の授乳などママは夜ぐっすり眠ることもできません。
細切れの睡眠で眠ったような気がしないうちに朝がくるという状態を、毎日毎日繰り返しているのです。
限界を超えた慢性的な睡眠不足なので、正常に頭が働かなくなったとしても不思議はありません。
③ホッとする暇がない
赤ちゃんや小さな子がいると、ママは朝から晩までフル稼働にならざるを得ません。
- やっと片づけが終わったと思って座った瞬間に泣き始める。
- お茶でも飲もうとお湯を沸かしていたらおもらし。
- テレビのリモコンを手に持った途端にママー!と呼ばれる
などなど、ホッと息をつく暇もない日々が年中無休で続きます。
④体調が悪くても休めない
ママだって風邪を引いたり熱を出したり、頭痛や腹痛や生理痛で動くのもツライというときがあります。
でも子供がいればダウンしてもいられません。
家に誰もいなければ、横になることもできないのです。
⑤孤立無援
核家族化で夫婦と子供だけで住むのが当たり前になった現代、パパが仕事で家にいない間はママが一人ですべて子供の世話をしなければなりません。
相談相手もなく話し相手もいない中で、ひとりぼっちのような気持ちになって落ち込むことだって当たり前です。
特に両方の親が遠方に住んでいる場合は、いざというとき助けてもらうこともできず、孤立無援で頑張らなければならないのは辛いです。
⑥情報が多すぎる
育児雑誌や育児ブログ、SNSや書籍など、インターネットを中心に情報網が発達した現代は、あまりにも多くの情報が目に耳に入りすぎます。
そのせいで自分の育児に自信を失くしたり、統計や一般的な基準と自分の子供を比較して心配したりと、細かなことが気になってしまいます。
⑦ひとりになる時間がない
子供の後追いが始まると、ちょっとママの姿が見えなくても泣きながら探し回るようになります。
トイレにまでママを追いかけてきて大泣きするので、ママはゆっくり用を足すこともできません。
仕方なくトイレの中にまで一緒に連れて入るようになり、唯一ひとりきりになれるはずの貴重なトイレタイムまで奪われてしまいます。
⑧社会の目が冷たい
買い物、病院、用事などで子供を連れて外出するのは、どの月齢の子でも大変なことです。
ベビーカーや抱っこひもを駆使し、大きな荷物を抱え、動き回ったり泣いたりする子供を連れて歩くだけでもヘトヘトなのに、交通機関や公共の場で周囲の目を気にして肩身の狭い思いをするのは本当に泣きたい気分になります。
⑨パパの理解が得られない
「一日家にいて子供の世話をしているだけなのに」といった具合に、ママの大変さをまったく理解せずに無神経なことを言うパパだと、ママの疲れはピークに達してしまうでしょう。
育児疲れをためないように
睡眠不足、栄養不足、時間不足、癒やし不足、たくさんの不足を抱えて頑張るママは、どうしても疲れがたまってしまうのは防げないことなのかもしれません。
ですが、少しでも気分転換をして、楽しんで育児ができるように、疲れがたまりすぎる前に解消する方法も考えてみましょう。
ひとりの時間を持つ
長い時間でなくてもかまいません。
ひとりでホッとできる時間は絶対に必要です。
実家が近くにある人はお願いして預かってもらったり、仕事が休みの日にパパにお願いしたり、それも無理な場合は子育て支援センターや保育所の一時預かりなどを利用する方法もあります。
子供から離れて自分だけの時間を作り、思い切り好きなことをして過ごしましょう。
子育てをポジティブに頑張るためには、自分の元気を蘇らせることは不可欠です。
子供がいるのに預けてまで好きなことをするなんて、と罪悪感を抱く必要はまったくありません。
子供も普段とは違う環境に、きっと楽しく過ごしていることでしょう。
子供と一緒に寝てしまう
睡眠不足が続くと頭も体も動かなくなってきます。
そんなときは子供が寝たら、すかさず自分も一緒に寝てしまいましょう。
お昼寝の間にあれこれ家のことをしたい、用事をすませたいと思う気持ちはわかりますが、スッパリとあきらめて寝てしまうことも時には大切です。
短時間でもぐっすり眠るとすっきりして、その後の仕事が早く片付くかもしれませんよ。
完璧を目指さない
頑張りすぎる人は、何でも完璧にこなそうと余計な心の負担を抱えすぎる傾向があります。
理想のお母さんでいようとしない、自分の子育てと他人の子育てを比べない、子供の成長や発達を他の子供と比較しないように注意しましょう。
家のことも子育ても全てにおいて完璧を目指そうとしないことです。
一人で頑張りすぎると、いつしか心が壊れてしまいます。
子供と一緒の習い事をする
スイミングやヨガ、英会話など子供と一緒にできる習い事を始めるママも増えているそうです。
子供と一緒に楽しい時間を過ごすこともでき、家から出て気分転換やストレス解消にもなりますし、同じような環境のママと知り合うきっかけにもなるかもしれませんね。
堂々と手抜きをするのが大切
一日中忙しいママは、あれもこれもと頑張りすぎると疲れがどんどんたまる一方になってしまいます。
子育てに手がかかる時期は、少しくらい手抜きをするくらいでちょうどいいのです。
パパにも理解をしてもらって、今日しなくてもいいことは今日はしない、くらいの気楽さでいれば、深刻な育児疲れにもなりにくいのではないでしょうか。
夕食のおかずが一品料理だけだって、少々窓ガラスに汚れがついていたって、ママと子供が元気で楽しくいられれば、それに勝ることなんてありません。
提供:株式会社SANSHIN