公開日時:2019年3月1日 最終更新日:2021/08/27
泡ベビーソープは洗顔におすすめ!メンズも活用すべき2つの理由
赤ちゃん向けのシャンプーであり、ボディソープでもあるベビーソープには固形タイプや泡タイプなど様々な種類があります。
ベビーソープの中でも泡タイプのベビーソープは人気が高いですが、実は泡ベビーソープは赤ちゃんだけでなく、大人の洗顔料としてとてもおすすめです。
それも女性に限らず、男性のメンズ洗顔としても泡ベビーソープはおすすめなのです。その理由についてご紹介します。
お肌の潤いを守ることの大切さ
スキンケアといえば、保湿に使われる化粧水や乳液、美容液が重視されがちです。
洗顔料やボディソープ、シャンプーなどを使った後のお肌は乾燥しやすい状態なので保湿ケアによって健やかな状態に導きます。
もちろん手順や考え方としては間違っていません。
しかし、女性の場合は保湿ケアも怠らずに毎日しっかり行う方も多いかもしれませんが、男性の場合はどうでしょうか?
最近はメンズスキンケアも人気で「女子力男子」「美容男子」なんて言葉もあるように、男性のスキンケアに対する意識も変わってきていますが、保湿ケアなんてしないという男性も少なくないのではないでしょうか?
男性の場合、皮脂分泌が女性よりも多くなる傾向があるため、洗顔はしっかり行うという方が多いと思います。
そのため、男性の方は入浴後にお肌がカサカサだったり、粉吹き肌状態であることも珍しくありません。
保湿ケアをしない場合、洗顔の際にどれだけ潤いを守って洗えるかがとても重要となります。
保湿ケアというのは失った潤いを補ったり、乾燥を防ぐために行いますので、極端な話、お肌の潤いが保たれていれば保湿ケアをする必要はありません。
潤いを補う以前に、潤いを失わないようにすることも意識すべきです。
これは男性だけでなく、保湿ケアを毎日しっかり行っている女性でも同じことです。
保湿ケアを行う前段階の洗顔でどれだけお肌の潤いを守ることができるのかがポイントとなります。
男女問わず敏感肌や乾燥肌の傾向がある場合、洗顔時のお肌の潤いを守ることがより大切となります。
敏感肌や乾燥肌に適した洗顔料の条件とは?
女性も男性も常にしっとりスベスベなお肌を保てるわけではありません。
食生活の乱れ、生活習慣の乱れ、ストレス、加齢などお肌の状態に影響を及ぼす要素はたくさんあります。
基本的には普通肌だけど、ある時期は敏感肌や乾燥肌になったりすることも多いです。
そのため、お肌が敏感な時期や乾燥が気になる季節でも毎日使える洗顔料があれば嬉しいですよね。
弱ったお肌に適した洗顔料の条件は下記のとおりです。
- 強すぎず適度な洗浄力
- お肌への負担が大きい成分が無添加
前述したとおり、お肌の潤いを守ることはとても大切です。
洗浄力が強いと必要以上にお肌の潤いを奪ってしまいます。
洗浄力は使用されている洗浄成分(界面活性剤)によって変わってきますので、適度な洗浄力の洗浄成分が配合された洗顔料がおすすめです。
また、洗浄成分以外にも洗顔料には様々な成分が配合されています。
保湿・乳化・防腐など目的は様々ですが、それら成分の刺激が強いとお肌への負担となる場合があります。お肌への負担が大きい成分が無添加の洗顔料がおすすめです。
洗顔時のお肌のゴシゴシがトラブルの元
女性よりは男性に多いゴシゴシ洗いはお肌のトラブルにつながります。
洗顔料のような化粧品によるお肌への負担だけでなく、擦ることによる摩擦もお肌の負担となります。
強くゴシゴシと顔を擦るように洗うと、肌表面の角質層が傷ついてしまいます。
角質層はお肌の潤いを保つ大事な役割があるため、傷つけるとお肌の乾燥を招くことにもつながります。
ゴシゴシ洗うことなくお肌の汚れをしっかりと落とすためのポイントは「泡」です。
洗顔料をしっかりと泡立て、十分な泡でお肌を覆いマッサージするように洗顔することで摩擦による負担をかけることなく、お肌の汚れをしっかりと落とすことができます。
泡ベビーソープが洗顔におすすめな2つの理由
保湿ケアの前の洗顔の段階でお肌の潤いを守ることが大切であること、そのためには適度な洗浄力でお肌の負担になりやすい成分が無添加である洗顔料がおすすめであるとお伝えしてきました。
実はこれらの条件を満たし、さらに洗顔時のお肌の摩擦を防ぐためのポイントである「泡」も兼ね備えているのが泡ベビーソープなのです。
①ベビーソープなら潤い守ってやさしく洗える
ベビーソープは赤ちゃんのために作られています。
つまり、大人とは異なる赤ちゃんのお肌の特徴に合わせて作られている可能性が高いということです。
赤ちゃんのお肌が大人と異なる点は下記の通りです。
- 皮膚が薄くデリケートで乾燥しやすい
- 新陳代謝が活発で皮膚が汚れがち
赤ちゃんのお肌は大人でいうところの敏感肌や乾燥肌に似た特徴があり、お肌は汚れがちです。
そのため、ベビーソープはデリケートな赤ちゃんのお肌への負担を考慮し、また潤いを守って洗えるように作られていることが多いです。
やさしいながらも不要なお肌の汚れはしっかりと洗い流してくれます。
というわけで、赤ちゃんに限らず、敏感肌や乾燥肌の大人であっても、お肌の潤いを守りながら洗顔するのに適しています。
②泡ベビーソープなら簡単にふんわり泡
ベビーソープは新生児期の沐浴の時から使えるものが多いため、沐浴時に片手で我が子を支えながら赤ちゃんを洗えるよう、ママやパパの負担を考え泡タイプが多いです。
泡ベビーソープであれば、ポンプを押せば泡で出てくるため、いちいち泡立てる必要もなく、すぐに使えます。
洗顔は朝晩の2回が基本ですが、朝は忙しく時間がない場合もありますので、泡ベビーソープは重宝します。
泡を顔に広げてやさしくクルクルとマッサージするように洗ってあげるとお肌に負担をかけることなく洗顔できます。
赤ちゃん用は大人が使ってはダメということではない
ベビーや赤ちゃんという言葉が付いていると赤ちゃん専用だと思い、自分は対象外だと大人の方は思いがちですが、使ってはダメということではありません。
ベビーソープもベビーと付いてはいますが、赤ちゃんにしか使ってはいけないなんてルールはありませんので、大人の方であってもお肌の乾燥が気になったり、デリケート肌でお悩みの場合はベビーソープの使用を検討されてみることをおすすめします。
泡ベビーソープならサッと洗顔できて本当に便利ですよ。
》ドルチボーレが考えるベビースキンケアの役割と製品に込めた想い
この記事を書いた人
古家後健太
<執筆者プロフィール>
化粧品成分検定1級合格(化粧品成分上級スペシャリスト)。ベビースキンケアと子育て情報の育児メディア『マンビーノ(mambino)』運営責任者。株式会社SANSHIN代表取締役。赤ちゃんのお肌の特徴を知れば、赤ちゃんこそスキンケアが必要なのがわかります。ですが実際はベビースキンケアの重要性は世間にあまり浸透していませんでした。赤ちゃんのお肌をトラブルから守るためには、しっかりと赤ちゃんのお肌に必要なケアを広める必要があると思い、2014年にオリジナルベビースキンケアブランド「Dolci Bolle(ドルチボーレ)」を立ち上げました。子供のお肌を守りたいというママやパパの想いに寄り添う化粧品をお届けします。
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提供:株式会社SANSHIN