公開日時:2019年3月25日 最終更新日:2020/04/24
新生児のオムツは1日何枚換える?あるあるな失敗と正しいつけ方
赤ちゃんが生まれて家に帰ると、すぐに始まるのがオムツ替えです。
育児が初めてのママやパパは、オムツ替えにも手間取ってしまうかもしれませんね。
ですが何度も交換しているうちに、どんどん慣れて手早く上手に替えられるようになります。
新生児のオムツ替えの頻度や正しいつけ方と共に、オムツ替えにあるような失敗も合わせてご紹介します。
新生児はオムツ替えが頻繁
生まれたての赤ちゃんは胃の形がまだ大人とは違ってとっくりのような形をしていて、消化吸収機能が未熟です。
おしっこやうんちをためて一度にたくさん出すことができないので、量は少しずつで、回数を多く排泄します。
新生児のオムツは1日何枚替える?
個人差もありますが、新生児のうちはおしっこを一日に10回から20回、うんちも5回以上出るのは普通です。
布オムツならおしっこをするたびにこまめに交換しますので、一日に20回以上替えることもあります。
また紙オムツでもできればおしっこをするたびに交換してあげたいものです。
気づかずにいると、ほんの少量の水のようなうんちがおしりに触れている状態になります。
新生児のおしりはとても柔らかく繊細なので、少しでもうんちやおしっこに触れたままでいると、赤くただれてしまうことがあります。
オムツを替えるときはおしりをきれいに
オムツを替えるときにはおしり拭きできれいに拭き、清潔な状態にしてあげましょう。
うんちがこびりついて取りにくいときは、ゴシゴシ拭くと赤ちゃんの肌が傷ついてしまうので、シャワーで流してあげるといいでしょう。
おしりをきれいにしたあとは、しっかりと乾かしてから新しいオムツをつけてくださいね。
特に布オムツの場合は、おしりが湿っているとムレの原因になってしまいます。
オムツのつけ方と注意したいこと
新生児はオムツ替えが頻繁なだけに、正しいつけ方を早く覚えて手早くできるようになりたいですね。
ママだけに任せるのではなく、パパも上手にオムツを替えられるようになってくれるとママは助かります。
オムツ替えの手順
赤ちゃんを仰向けに寝かせたら、腰の下に手を入れてそっと持ち上げ、新しいオムツをおしりの下にいれます。
次に汚れたオムツを開いておしりをきれいに拭き、前側から巻くようにして汚れたオムツを外します。
赤ちゃんの両足首を慎重に片手でつかんでおしりを浮かせ、新しいオムツをスライドさせてセットします。
紙オムツのつけ方
紙オムツは新しいオムツをおしりの下に当てたら、左右のテープをそれぞれ留めて足のつけ根部分のギャザーを外に引き出します。
オムツの前側をしっかり開いて、端が中に折れ込まないように注意しましょう。
テープはお腹の部分に指2本分くらいの余裕をもたせてください。
布オムツのつけ方
オムツをオムツカバーの上にセットして汚れを拭き取ったおしりの下に敷いたら、オムツの前側をしっかりと広げてお腹に当て、指2本分の余裕をもたせるようにしておむつカバーのテープを留めます。
カバーからオムツがはみ出ていたら、カバーの中に入れて整えます。
布オムツをセットするときは、女の子ならおしっこが後ろ側に溜まりやすいので後ろ側を厚く、男の子は前側に溜まりやすいので前側を厚く折り込んでつけるようにします。
オムツ替えのとき注意したいこと
おむつ交換の際に注意すべき点をまとめておきます。
- 赤ちゃんの足を急に持ち上げず、おしりを上げるときは腰の下に手を入れる(股関節脱臼の恐れがあります)
- おしりを拭く方向は女の子は前から後ろ、男の子はおちんちんの後ろや睾丸の裏側、しわの間も丁寧に拭いてあげる
- 男の子はおちんちんを下向きにする(上向きにすると上部から漏れやすいため)
- 赤ちゃんのお腹を締め付けないように、テープは余裕をもたせてつける
- うんちの背中もれを防ぐために、背中を長めにあてる
- 両サイドのテープは左右対称になるように留める
- 紙オムツのギャザーはしっかり引き出す
このようなことに注意して、オムツを替えてあげてくださいね。
新生児のときから始まるオムツ替えあるある
オムツ替えの失敗談あるあるで一番多いのが、オムツを広げた状態でおしっこやうんちを飛ばされたというものです。
オムツを外すと気持ちがいいのか、赤ちゃんがおしっこをぴゅーっと飛ばすのはよくある光景です。
悲惨なのがうんちのときで、ママやパパの洋服や顔、布団、カーペットまで飛び散ったという体験談を山ほど見かけます。
中には壁まで飛んで汚してしまったという、元気な赤ちゃんもいるようです。
その他にも、
- 汚れたオムツを外し、新しいオムツにお尻を置いた瞬間に第二弾、それを外すとまた第三弾が・・
- オムツを広げたとたんにうんちの上に両足をかかと落とし
- オムツを替えようと外すと足をピーンと伸ばして新しいオムツが出来ない
など色々なあるある談があります。
ですが、新生児のうちはまだおとなしい方です。
赤ちゃんが動くようになると、ゴロゴロ寝返りをしてオムツがつけられないとか、ハイハイをして逃げ出してしまうなど、オムツ替えに苦労するママの姿が浮かんでくるようなあるある話が尽きません。
赤ちゃんもオムツを外しておしりが自由になると、気持ちが良くて嬉しくなるのかもしれませんね。
オムツ替えは慣れるのが一番
オムツ替えは赤ちゃんが生まれてからトイレトレーニングに成功するまで続く、大切なお世話です。
色々と苦労や失敗などハプニングもありますが、赤ちゃんとのコミュニケーションが取れる、大切な時間でもあります。
ポイントを押さえれば簡単に出来るようになりますので、とにかく慣れが物を言うと思って、頑張ってくださいね。
提供:株式会社SANSHIN