公開日時:2019年4月14日 最終更新日:2020/04/24
ママが上手に赤ちゃんを寝かしつけられるコツやねんねアイテム
赤ちゃんの寝かしつけに苦労する新米ママは多いでしょう。
何をしてもなかなか眠ってくれず、ストレスを抱えるママも少なくありません。
おくるみで巻いて寝かしつける方法は昔から受け継がれている寝かしつけの方法ですが、赤ちゃんによっては効果が実感できないこともあります。
そんなときは、他の方法も試してみましょう。
いくつかの方法を試してみれば、自分の子供に合った方法がきっと見つかるはずです。
赤ちゃんを寝かしつけるコツ
赤ちゃんを寝かしつけるには赤ちゃんが眠りにつきやすい状態を作ってあげるのがコツです。
いくつかの方法をご紹介します。
末端を温めれば眠る可能性が高い!
赤ちゃんがなかなか眠ってくれないときは、赤ちゃんの足や手を触ってみましょう。
もし冷たかったら、温めてあげてください。
足や手を温めることで体の中にたまった熱が放出されやすくなり、眠りにつきやすくなるからです。
しかし、靴下を履かせると逆に熱が放出されにくくなるため、眠りにくくなってしまいます。
ですので、パパやママの手で、赤ちゃんの手や足を包んで温めてあげるのがおすすめです。
冬は眠りにつくまでの間、湯たんぽを使うのも良いでしょう。
体を優しく叩いてあげよう
赤ちゃんは規則正しいリズムを聞いたり体で感じたりすると、安心感を覚えやすいです。
そのため、体の一部分をトントンと優しく叩いてあげましょう。
布団に寝ているときは、おなかや胸のあたりをトントンと叩くと良いでしょう。
抱っこをしているときは、お尻や背中を優しく叩いてあげてください。
ゆったりとしたテンポのメトロノームの音を聞かせながら、トントンと叩くのもおすすめです。
メトロノームが自宅にない場合は、メトロノームのアプリを利用してみましょう。
体を優しく撫でてあげよう
体をスリスリと撫でられるのも、好きな赤ちゃんがほとんどです。
パパやママの温もりを感じることができるからでしょう。
ですので、体をスリスリと撫でてみてください。
特に次の部位を撫でると、上手に寝かしつけられることが多いです。
- 足裏
- 足全体
- 髪の生え際
- おでこから眉間にかけて
指の腹や手の平全体を使って、優しく撫でてあげましょう。
トントンと叩く動作と組み合わせるのも効果的です。
抱っこをしながら縦に揺れる
ママのおなかにいる頃の赤ちゃんは、ママが座ったり立ち上がったり歩いたりするたびに、縦に揺れる体験をしています。
そのため、横に揺れるよりも縦に揺れたほうが安心感を抱きやすいのです。
特に小刻みな縦揺れを好む傾向にあります。
ですから抱っこをするときは、小刻みな縦揺れを意識して抱っこをしましょう。
バランスボールの上にママが座りながら、赤ちゃんを抱っこするのもおすすめです。
ボールに体重がかかることで腕に力を入れなくても小刻みに弾むので、ママの体の負担を減らせます。
暑い日は水遊びをさせよう
大人もプールや海などで水遊びをすると、どっと疲れを感じますよね。
これは、体温が上下したり体に水圧がかかったりするためだと考えられています。
ですので、暑い日の日中は、赤ちゃんをぬるま湯に入れて遊ばせてあげましょう。
子供用のビニールプールや浴槽に、少なめのぬるま湯を入れて遊ばせてみてください。
赤ちゃんは頭が重いので、少なめのお湯でも決して目は離さないようにしましょう。
10分程度の短い時間でも、水遊びをした後はスムーズに入眠してくれる可能性が高いです。
赤ちゃんの寝かしつけにおすすめのアイテムと活用方法
赤ちゃんを寝かしつける際に役立つおすすめのアイテムとその活用法をご紹介します。
ビーズのクッションは入眠しやすい
ビーズが入ったクッションは、寝かしつけのときに持っていると便利なアイテムです。
赤ちゃんがママのおなかの中にいたときと同じような、Cカーブ(C字カーブ)をキープすることができるからです。
普通の布団だと、赤ちゃんを寝かせたときに体が真っすぐになります。
しかし、ビーズが入っているクッションの場合は体重の重さでビーズが移動するため、自然とCカーブの形になるのです。
できれば赤ちゃんの体をすっぽりと包む、赤ちゃん用のビーズのクッションを利用するのがおすすめです。
体を包まれるとより一層安心感を得やすくなるので、スムーズに眠ってくれるでしょう。
体を包むブランケットもおすすめ
生まれたばかりの赤ちゃんは、大きめの布などで体をピッタリと巻いてあげると安心感を与えることができます。
ママのおなかの中にいたときと同じような状態を作ることができるからです。
ですが、バスタオルや布などで体を包むと、暴れて布をほどいてしまうこともあります。
そのため、赤ちゃんの体を包むためだけに作られたブランケットを使ってみましょう。
腕が動かないように腕を固定してから体全体を包むようになっているので、ほどける心配が少ないです。
ただしブランケットは通気性があまり良くないので、寒い時期にだけ利用しましょう。
夏はガーゼ素材にするなど、季節に合った素材に変えてあげてください。
大きめのバスタオルを隣に置いておこう
赤ちゃんはフワフワの素材を好む傾向にあります。
ですので、フワフワの素材のものをいつも赤ちゃんの寝床に置いておきましょう。
いつも同じ触り心地や匂いのものが近くにあれば、安心して眠りやすくなります。
ですが、毛布やタオルケットは大きいので、洗ったり持ち運んだりするのが大変です。
そのため大きめのバスタオルがおすすめです。
バスタオルならば体にかけてあげられる他、洗うときや持ち運ぶときも楽です。
外出先でも安心感を与えることができるでしょう。
入眠を誘う絵本プロジェクターを利用しよう
絵本の読み聞かせは寝かしつけに効果的ですが、毎日だとパパやママの負担が大きいですよね。
プロジェクターを使えば壁や天井に絵本を映してくれるので、パパやママの負担を減らせます。
部屋を暗くして、赤ちゃんが見えやすい位置に絵本を映してみましょう。
ゆっくりとしたテンポのBGMや穏やかな声のナレーションも流れるので、眠りやすいです。
赤ちゃんの体をトントンと叩きながら絵本を見せれば、より入眠しやすくなるでしょう。
絵本のディスクは数多くあるので、赤ちゃんが成長しても飽きずに楽しめるでしょう。
まとめ
赤ちゃんの寝かしつけがうまくいかないときは、手と足を触ってみましょう。
大人でも手や足が冷えていると、眠りにくいです。
ですので、赤ちゃんの体の末端が冷えているようならば、温めてあげてください。
体をトントンと叩いたりスリスリと撫でたりするのも、寝かしつけに効果的な方法です。
多くの保育士が取り入れている寝かしつけの方法でもあるので、自宅でも試してみましょう。
また、赤ちゃんが安心できるアイテムも取り入れましょう。
赤ちゃんの快適な体勢をキープできるクッションや、体をすっぽりと包むブランケットなどを利用するのがおすすめです。
お気に入りのタオルがあれば、自宅以外の場所で寝かしつける際も便利でしょう。
提供:株式会社SANSHIN