公開日時:2019年4月14日 最終更新日:2019/12/18
赤ちゃん連れ旅行デビュー!持ち物と宿の決め方や移動時のコツ
いつから赤ちゃんを連れて旅行に行けるかな??と思われるママやパパも多いと思います。
1ヶ月検診のある生後1カ月を過ぎると少しずつ外出ができるようになるため、赤ちゃんと旅行をすることも可能です。
しかし遠くに旅行をするのは、赤ちゃんの首がすわってからが良いでしょう。
この頃になると授乳も楽になるので、パパやママの負担も軽くなります。
はじめは日帰りの旅行からはじめて、少しずつ長い移動に慣れさせてあげましょう。
宿泊旅行をする際は、パパやママの不安が軽減できるような宿や移動手段を選んでくださいね。
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宿を決めるときのポイントは?
赤ちゃんと一緒に宿に泊まるときは、子連れOKや子連れ歓迎などと記載されている宿を選ぶのがおすすめです。
ベビーバスをレンタルできたり離乳食を注文できたりと、赤ちゃん連れにうれしいサービスが揃っていることが多いからです。
しかしこのような宿は人気が高いため、すぐに予約で埋まってしまうこともあります。
その場合は、次のような宿を選ぶようにしましょう。
- 部屋風呂がある
- 部屋で食事ができる
- 畳がある
これらの点をクリアしていれば、赤ちゃんが泣いたり、お風呂でおしっこをしたりしても、他のお客さんに迷惑をかけずに済みます。
また畳の部屋ならば、おむつ交換をする際や赤ちゃんを遊ばせたり寝かせたりする際も楽です。
予約をするときはなるべく早めに予約をして、赤ちゃんがいることを伝えておきましょう。
そうすれば離れの部屋や角部屋などの、赤ちゃんが泣いても他の部屋に響きにくい部屋を用意してくれることもあります。
パパやママも、だいぶ気持ちが楽になるでしょう。
温泉に入れるときの注意点
赤ちゃんは大人よりもお肌がデリケートです。
ですので、温泉の泉質には注意をしましょう。
刺激の強い泉質は避けて、刺激の弱い単純温泉を選ぶようにしてください。
また赤ちゃんと一緒に温泉に入るときに注意しなくてはならないのが、おしっこやうんちをしないようにすることです。
もし大浴場で粗相をしてしまえば、他の人に迷惑をかけてしまいます。
衣類を脱がせた後は特におしっこをしやすいので注意しましょう。
宿によっては、赤ちゃん用の桶を用意していることがあります。
その場合は桶に温泉のお湯を入れて、赤ちゃんを温めると良いでしょう。
パパやママはゆっくり温泉に浸かりたいと思うかもしれませんが、赤ちゃんは短時間で入浴を済ませなくてはいけません。
代謝が活発なため、短時間の入浴でものぼせる可能性が高いからです。
頭や体を洗ってあげたら、お風呂から上がるようにしましょう。
旅行のスケジュールの立て方
旅行のスケジュールを決めるときは、時間にゆとりを持たせることが大切です。
予定も、あまりたくさん入れないほうが良いです。
赤ちゃんと一緒の旅行は、夫婦2人のときの旅行のように計画通りにはいきません。
例えば次のようなことに、時間をとられる可能性が高いです。
- おむつ交換
- 授乳
- 乗り物酔い
ですので、大人だけで旅行をするときの倍くらいは、移動の時間が必要だと思っておいたほうが良いです。
また、移動の途中にある休憩スポットも必ず確認しておきましょう。
ベビーベッドや授乳室などがあるか否かもチェックしておいたほうが安心です。
万が一、赤ちゃんの体にトラブルが起こったときのために、宿の近くの病院も調べておきましょう。
当日は宿でゆっくりしよう
旅行の初日はどこかに遊びに行くのではなく、宿でゆっくりと過ごすのがおすすめです。
そのほうが、赤ちゃんの機嫌が悪くなりにくいからです。
またパパやママも、移動の疲れを癒せるでしょう。
例えば、次のようなスケジュールで旅行の初日を過ごしてみてください。
- 授乳を済ませてから移動を開始
- 早めにホテルにチェックイン
- 早めに赤ちゃんの入浴を済ませる
- 夕食
- 早めに就寝
- 翌日に行きたい場所に行って遊ぶ
チェックインが可能な14~15時頃にチェックインをすれば、後はゆっくりと行動することができます。
翌日は早めに起きて、動物園などの赤ちゃんが楽しめそうなスポットに出掛けると良いでしょう。
旅行をするときの持ち物をチェック
旅行をするときの持ち物は、いつもお出かけするときの持ち物とほとんど変わりません。
おむつやミルク、水筒などを持っていきましょう。
移動距離や宿泊の日数などに応じて、必要な量を揃えてください。
ただし、宿泊をする際は、次のようなグッズもあると便利です。
- 使い捨てのビブ
- 大きめのバスタオル
- 赤ちゃん用の石鹸
- 歯ブラシ
- 虫よけ
- 母子手帳
- 健康保険証
車で移動をする際は多少荷物が多くても問題ありませんが、他の交通手段で移動する場合は極力荷物を減らしたほうが良いです。
使い捨てのビブがあれば衣類が汚れにくいので、持参する衣類も少なくて済みます。
また大きめのバスタオルは、体温調整をするときに役立ちます。
授乳をする際に、授乳ケープの代わりにすることもできるでしょう。
旅先で赤ちゃんの具合が悪くなることも考えられるので、母子手帳や健康保険証も忘れずに持参しましょう。
赤ちゃんとの移動は車が楽
赤ちゃんと一緒に旅行をするときは、車で移動したほうが赤ちゃんも大人も楽です。
以下に車移動のメリットをまとめました。
- 自由に休憩がとれる
- 車の中でおむつ交換や授乳ができる
- 泣いても他の人に迷惑をかけずに済む
長い時間同じ体勢でいると、体に負担がかかります。
そのため、長時間乗り物に乗っていると、途中でぐずってしまうでしょう。
でも車ならば、好きなタイミングで休憩スポットに立ち寄ってリフレッシュすることができます。
もし休憩スポットにベビーベッドや授乳室がない場合も、車でおむつ交換や授乳をすることが可能です。
そして何より、赤ちゃんが泣いたらどうしよう…などという心配をしなくても良いので、パパやママのストレスも軽減されるでしょう。
電車や新幹線移動をするときのコツ
中には、電車や新幹線で移動するケースもあるでしょう。
その際は、以下のようにして電車や新幹線に乗るのがおすすめです。
- 1番前の指定席をとる
- 空いている時間帯の電車に乗る
長い時間乗車の場合は、1番前の指定席をとるようにしましょう。
1番前の席ならば、赤ちゃんがぐずったときも前の席の人に迷惑をかけずに済むからです。
授乳やおむつ交換をする際も、トイレやベビーベッドなどが近くにあるので楽です。
また、指定席ならば、座席をとるために長蛇の列に並ぶ必要もありません。
移動時間が短い場合は、ベビーカーマークが貼ってある車両に乗ると良いでしょう。
赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま電車に乗ることができるので、ベビーカーを折り畳んだり広げたりする手間が省けます。
また、エレベーターの位置も確認しておきましょう。
電車が停まったときにエレベーターが近くにあれば、ホームが混雑していても苦労せずにエレベーターまで辿り着けます。
飛行機移動をするときのコツ
飛行機での移動は、はじめてパパやママにとっては敷居が高く感じるかもしれません。
しかし航空会社や機種によっては、赤ちゃん連れでも安心して乗れるサービスを用意していることもあります。
例えば、ベビーベッドを置くスペースがついている席があるなどです。
お土産をプレゼントしてくれることもあります。
ですので、航空会社や機種の情報を、事前によく確かめておくようにしましょう。
赤ちゃん連れ向けの席がない場合は、1番後ろの座席をとるのがおすすめです。
理由はトイレが近くにあるからです。
赤ちゃんをあやしたりおむつ交換をしたりするときも、すぐに移動できます。
またキャビンアテンダントが近くにいることも多く、赤ちゃんが泣いたときにあやしてくれることもあるので安心感があります。
飛行機が離陸をするときに泣き出す可能性が高いので、離陸するタイミングを見計らって授乳をすると良いでしょう。
ミルクを飲んでいると、自然に耳抜きができます。
安心感も得ることができるので、泣き出す心配が少ないです。
まとめ
旅先で宿泊をする場合は、赤ちゃん連れを歓迎している宿に泊まれば、パパもママも心から旅行を楽しめるでしょう。
温泉宿に泊まる場合は、部屋風呂があるか否かだけでなく泉質も確認してください。
万が一に備えて、病院の場所も確認しておきましょう。
赤ちゃん用の持ち物はいつも持ち歩くグッズの他、健康保険証なども忘れずに持参することが大事です。
移動手段は車が理想的ですが、家庭によっては電車や飛行機で移動しなくてはならないこともあるでしょう。
その場合は赤ちゃんと一緒でも安心して乗れるように、コツを押さえてから各乗り物に乗ることをおすすめします。
チェックインをする日はなるべく予定を入れず、宿でゆっくりと過ごすと良いでしょう。
この記事を書いた人
古家後健太
化粧品成分検定1級合格(化粧品成分上級スペシャリスト)。ベビースキンケアと子育て情報の育児メディア『マンビーノ(mambino)』運営責任者。株式会社SANSHIN代表取締役。赤ちゃんのお肌の特徴を知れば、赤ちゃんこそスキンケアが必要なのがわかります。ですが実際はベビースキンケアの重要性は世間にあまり浸透していませんでした。赤ちゃんのお肌をトラブルから守るためには、しっかりと赤ちゃんのお肌に必要なケアを広める必要があると思い、2014年にオリジナルベビースキンケアブランド「Dolci Bolle(ドルチボーレ)」を立ち上げました。子供のお肌を守りたいというママやパパの想いに寄り添う化粧品をお届けします。
化粧品成分上級スペシャリスト認定書
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提供:株式会社SANSHIN