公開日時:2018年11月22日 最終更新日:2020/05/22
出産後ママの知っておきたい産後骨盤ダイエットとは?
出産後、赤ちゃんの育児や家事に追われて骨盤のケアを怠ってはいませんか?
気づくと「下半身が大きくなった」と感じる産後ママも多いので、骨盤ダイエットでスッキリした体を手に入れましょう。
骨盤がゆがむ原因になる出産!何故ゆがむと太っちゃうの?
産後太りを経験しているママの中には、骨盤が歪んだことが理由のひとつになっているケースもあります。
何故歪んでしまうのか、歪むと太る体のメカニズムを知って対策を考えましょう。
出産で骨盤がゆがんでしまう理由
妊娠中は赤ちゃんが産道を通りやすいように、骨盤が開くホルモンが出ます。
開いた骨盤は出産後元に戻りますが、妊娠期間中に衰えた筋力のせいで骨盤が正常な場所に戻りにくくなります。
骨盤周辺の筋力が弱くなることで、骨盤が歪みやすくなってしまうのです。
骨盤がゆがむと何故太る?
骨盤が歪むと血流がスムーズに循環しにくくなります。
すると下半身に老廃物がたまりやすくなるため、むくみやセルライトができやすくなるのです。
むくみは冷え性も引き起こすため、新陳代謝の低下にも繋がります。
また同じ動きをしていたとしても、筋肉のバランスが崩れるのでエネルギーがうまく消費されず、脂肪が蓄積しやすくなります。
骨盤矯正ダイエットは様々な部分に働きかけることができる!
歪んだ骨盤をケアすることで、以下の体の様々な部分に働きかけることができます。
垂れてしまったお尻
骨盤周辺の筋肉を鍛えることで、お尻のケアができます。
お尻のリフトアップ作用や、産後大きくなったお尻にも働きかけます。
ぽっこり下腹
骨盤の歪みを整えれば、血流が正常に循環しやすくなるので代謝がアップします。
特にぽっこりとした下腹の脂肪を改善することも可能です。
脂肪の量は普通でも、骨盤が前傾してしまっているとお腹が出て見えるので、骨盤矯正ダイエットで下腹ケアができるという訳です。
姿勢を左右する腰
腰回りのいわゆる浮き輪のような脂肪や、たるんだ腰を引き締めることができます。
また骨盤の歪みによる猫背や反り腰も矯正によって改善されるので、体全体がスッキリとして見えます。
どうすれば骨盤矯正できる?対策法をご紹介
骨盤ダイエットをする方法はいくつかあります。
まずは骨盤ダイエットグッズを使用したり整体院に通う方法を紹介します。
人気の骨盤ケアグッズ
産後ママに人気がある骨盤の歪みをケアするグッズはたくさんあります。
- 骨盤矯正ガードル
- 骨盤ベルト
- 骨盤のゆがみを防止するクッション
- 骨盤の下に敷く枕
特に姿勢や体の全体のバランスを気にするママは、グッズで対策をするのも良い方法でしょう。
整体院に通う
プロの整体師に診てもらえば、どの部分が歪んでいるのか詳しく知ることができます。
整体院では骨盤以外にも肩や背中のマッサージを行っています。
赤ちゃんを抱っこしていて肩が凝る人は、癒しにもなるのでリラックス目的で通うのも良いでしょう。
産後の体に無理のない骨盤ストレッチ方法
赤ちゃんがいると整体院にも行けないし、できればダイエットはお金をかけずに、と思っているママもいるのではないでしょうか?
そんな時に、家にいても無理なく毎日継続できるのが自宅での骨盤ストレッチです。
様々なストレッチ法がありますが、産後ママに適したストレッチ法を紹介します。
下腹ぽっこり予防に行いたい骨盤ストレッチ
お腹の部分を引き締める働きのある腹横筋のエクササイズは寝ながらなので、簡単に行うことができます。
引き締めだけでなく腰痛予防にもなります。
- 床やベッドに横になり肩幅に足を開きましょう。
- 膝を立てて下腹の上に手を組みます。
- 手を持ち上げることを意識しながらゆっくり深呼吸します。
- 朝晩10回程度から行いましょう。
ポイントはお腹の中の筋肉に意識を持って行くことです。
気持ちが良い骨盤ストレッチ
腰が痛いという人にもおすすめのストレッチ法です。
- 仰向けの体勢で両ひざをたてます。
- 両手を横に開き両足をゆっくり右側に倒します。
- 膝が床につくギリギリのところで元に戻します。
- 左側も同じように行いましょう。
- 朝晩2回、左右10回からスタートしましょう。
寝ながらできるので、産後の体でも無理なくできますよ。
また腰痛がある人も腰に負担をかけずにできる方法です。
椅子に座ったままできる骨盤ストレッチ
テレビを見ながらでもできるのでおすすめの方法です。
- 椅子に浅く座りましょう。
- 両手を腰に当てて骨盤を意識します。
- そのまま骨盤前後に動かしましょう。
このストレッチは歪みだけでなく血流促進にも効果的です。
血流が促されればむくみや冷えも改善に向かうので、おすすめのストレッチです。
まとめ
産後骨盤が歪む原因と、歪んだら何故太ってしまうのかお分かり頂けましたか?
また対策法をいくつか紹介しましたが、日頃から骨盤を意識して姿勢を正したり、体が歪むような体勢をとらないよう心がけるのも大事です。
骨盤さえケアすれば痩せると考えず、軽めの散歩や体を動かすことも意識してダイエットに臨みましょう。
提供:株式会社SANSHIN