公開日時:2018年11月15日 最終更新日:2020/05/27
なかなか寝付けない赤ちゃんの上手な4つのあやし方
昼夜の区別はついているのに、それでも赤ちゃんって寝ない時は寝ませんよね。
おむつやミルク、ありとあらゆる対策をとってもなかなか寝付けない赤ちゃんに、上手に眠ってもらうあやしかたを4つ紹介します。
1.子守歌をうたったり音を聞かせる
ママがお腹の中にいた時に歌っていた歌でも構いませんので、子守唄を歌ってあげましょう。
また赤ちゃんは胎児の時に聞いていた音を聞かせると、落ち着いたりリラックスする場合もあるそうです。
例えば、下記のような音です。
- 水道やシャワーの音
- 波の音や水槽の音
- 掃除機をかける音
羊水の中にいたからか、水の音が多いです。
ただ水の音を寝かしつける時に用意するのは困難なので、ゆったりとしたクラシックの音楽やオルゴールがおすすめです。
最近では赤ちゃんの入眠儀式に良いCDも販売されています。
他にもぬいぐるみから音楽が流れるアイテムも売られているので、これらを利用して眠ってもらうのも良いでしょう。
2.スキンシップは最適な入眠儀式になります
パパやママと赤ちゃんのスキンシップは入眠儀式には最適な方法でしょう。
どんなスキンシップの方法でも良いのですが、マッサージや撫でるなど色々な方法があります。
スキンシップが何故親子に良いのか、理由や方法を見ていきましょう。
スキンシップ不足で社会性が育たなくなる?
スキンシップをすると、オキシトシンという物質が分泌されます。
オキシトシンはリラックスや多幸感をもたらすホルモンの一種です。
スキンシップをすることで、ストレス耐性ができたり社会性が向上することも一説では言われています。
- 幸せな気分になる
- 不安や恐怖が減少する
- 他者への信頼の気持ちが増加
- 意欲の向上
子供だけでなく大人にも上記のようなメリットをもたらしてくれるオキシトシン。
子供だけでなく夫婦間でもスキンシップが必要な理由が分かりますね。
赤ちゃんにおすすめのスキンシップ法
添い寝をするのも立派なスキンシップのひとつですが、他にも様々なスキンシップ方法があります。
- 眉間やおでこをなでる
- 頭をなでる
- 背中をトントンする
- 手足をもみもみする
- お腹をマッサージする
赤ちゃんが寝ぐずりを起こす原因のひとつに、お腹が張っている可能性もあります。
お腹にガスが溜まっている時にお腹のマッサージを行うと、ガスが出て落ち着く場合があります。
他にも一定のリズムでトントンしたり、顔周辺をなでると赤ちゃんが落ち着くという声は多くあります。
3.好きなぬいぐるみやブランケットを持たせる
赤ちゃんがある程度大きくなってくると、好きなキャラクターやお気に入りのぬいぐるみなどが増えてくるでしょう。
お気に入りのおもちゃや毛布を寝る時に持って行ってあげると、落ち着くという場合もあります。
また寝る時だけに使うブランケットや、ぬいぐるみを用意すればそれを見れば眠る時間だということが分かってきます。
お気に入りのぬいぐるみやブランケットが入眠儀式になるのでおすすめの方法です。
4.入眠儀式を作る
生まれて間もない赤ちゃんは入眠儀式を作るのはまだ難しいかもしれません。
しかしだんだん大きくなってきた赤ちゃんには、早い段階で入眠儀式をママが用意してあげることをおすすめします。
おっぱいや抱っこに頼らない方が良い
ママがそれでも良いなら問題ありませんが、入眠儀式をおっぱいや抱っこにしてしまうとママの負担が増えます。
抱っこしていないと眠れなくなったり、ママがいない時は寝ぐずりがひどくなります。
月齢が小さな赤ちゃんは眠るのにおっぱいも必要ですが、ある程度大きくなったら他の入眠儀式を用意してあげましょう。
入眠儀式を行うと、睡眠の質が良くなるという説もあるそうです。
夜中に起きてもそれがあれば大丈夫というようなものを作ってあげると良いでしょう。
赤ちゃんにおすすめの入眠儀式
赤ちゃんにおすすめの入眠儀式は色々とあるので、ママが選んであげると良いでしょう。
- 絵本の読み聞かせ
- おくるみで包む
- 耳掃除
- ベビーマッサージ
- 寝たふり
寝たふりというのは赤ちゃんのことを無視するわけではなく、ママが静かになったら眠る時間だと思わせることができるのでこれも立派な入眠儀式です。
逆に話しかける、歌を歌う入眠儀式でも構いません。
上記に紹介したものは全てママでなくてもパパでもできることです。
そのため、このような入眠儀式で寝かし付けをパパにお願いすれば、ママはもっと楽な時間を過ごせるでしょう。
はじめは慣れるまで戸惑うかもしれませんが、毎日行えば習慣づいてくるでしょう。
赤ちゃんの眠りが浅かったり、中々眠れないのは異常ではなく当たり前のことです。
ある程度大きくなれば必ず夜は寝て、昼は元気に起きている生活になるので、大変ですが見守っていきましょう。
睡眠には大人と同じように個人差があります。
そのため色々な方法をまずは試してみて、赤ちゃんに合った方法で眠ってもらいましょう。
提供:株式会社SANSHIN