公開日時:2021年9月9日
ベビースキンケア用品の種類と用途
》ドルチボーレが考えるベビースキンケアの役割と製品に込めた想い
赤ちゃんのお肌は大人よりもデリケートなので将来のお肌を守るためにも生まれた直後からスキンケアをしてあげたいですね。
出産前に揃える方もいらっしゃいますが、赤ちゃんのお肌をケアするためのベビースキンケア用品にはどのような種類があり、どういった用途で使い分けると良いのでしょうか?
ここではベビースキンケア用品の種類と用途についてご紹介します。
洗浄系ベビースキンケア用品
ベビースキンケアの基本は「清潔」と「保湿」です。
赤ちゃんのお肌を清潔に保つために欠かせない洗浄系ベビースキンケア用品をご紹介します。
ベビーシャンプー
ベビーシャンプーとはそのまま赤ちゃん用のシャンプーです。
生まれた時から髪が多い赤ちゃんや髪が伸びてきてヘアケアを意識し出した頃に使いましょう。
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≫ベビーソープとベビーシャンプーの違いについて!使い分ける必要は?
ベビーソープ
ベビーソープとは赤ちゃん用のボディソープを指します。
主にお肌の洗浄を目的としていますが、髪が少ない赤ちゃんの場合はシャンプー替わりに使えます。
ベビーソープは中身の形状で3つのタイプに分けられます。
ベビーソープの形状
固形タイプ
昔ながらの固形タイプのベビーソープです。
固形タイプのベビーソープのほとんどが石鹸です。
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≫石鹸とその他ベビーソープの違いとは?わかりやすく解説
液体タイプ
ポンプを押すと液体で出てくるタイプのベビーソープです。
泡立てネットやガーゼなどでしっかりと泡立ててから使用します。
泡タイプ
最近の主流となるベビーソープです。
ポンプを押すと泡の状態で出てくるためそのままサッと使うことができ、一人で沐浴を行う際にとても便利です。
保湿系のベビースキンケア用品
ベビースキンケアの基本である保湿ケアに欠かせない保湿系ベビースキンケア用品をご紹介します。
ベビーローション
ベビーローションとは赤ちゃん用の保湿ローションです。
ベビーローションには2つの種類があります。
ベビーローションの種類
化粧水タイプ
大人の基礎化粧品のように水に近い化粧水タイプのベビーローションです。
ベビーローションの中では主流ではなく、あまり見かけることはありません。
乾燥の目立つ赤ちゃんのお肌に潤いを補う際に用います。
乳液タイプ
最近のベビーローションの主流は乳液タイプです。
大人の基礎化粧品の乳液と同じく乳白色のとろみのある液体で水分と油分をバランス良くお肌に補うことができます。
ベビークリーム
ベビークリームとはベビーローションよりも粘度が高めの赤ちゃん用の保湿クリームです。
ベビーローションでは保湿力が物足りないと感じる際におすすめです。
ベビーバーム
ベビーバームとは赤ちゃん用の軟膏です。ミツロウやワセリンがベースとなっており、固形のワックスのようになっています。
ほとんど油でできており、ベタツキ感はあるものの保湿持続力は高いです。
冬の時期やひどいお肌の乾燥対策におすすめです。
ベビーオイル
ベビーオイルとは赤ちゃん用の保湿オイルです。
ミネラルオイルやホホバオイルなどサラッとした使用感のオイルがベースとなっていることが多いです。
ベビーバームとは違い液体となっており、保湿力を高めるための重ね塗りやお肌の保護・保湿持続におすすめです。
その他のベビースキンケア用品
これまでに紹介した洗浄系や保湿系のスキンケア用品の両方に該当したり、どれにも属さなかったりするベビー用品もあります。
沐浴剤(もくよくざい)
沐浴剤とは赤ちゃん用の入浴剤のイメージです。
ベビーバスにはったお湯に混ぜて使います。
沐浴剤を使った沐浴の場合はすすぎが必要ないものも多く、洗い流さなくて済みますし石鹸も使わないので楽に赤ちゃんをお風呂に入れることができます。
医薬部外品の沐浴剤も多く、医薬部外品の場合は有効成分が含まれるため、汗疹やしもやけ、あかぎれ、湿疹など肌荒れの予防効果などが期待できます。
赤ちゃんのお肌の洗浄と保湿を簡単に行えるというメリットがあります。
ベビー洗剤
ベビー洗剤とは赤ちゃん用の洗濯洗剤を指します。
赤ちゃんのお肌はデリケートなので大人用の洗濯洗剤によく使われている漂白剤や蛍光剤などが洗濯後の肌着に残留してしまうと肌荒れにつながる可能性がありますので、大人用の洗濯と分けて漂白剤などが無添加となっているベビー洗剤を用いて洗濯することが一般的です。
ベビースキンケア用品のまとめ
ベビーシャンプーは一昔前には存在せず比較的近年に新たに登場したベビースキンケア用品です。
一昔前ではベビースキンケア用品自体が一部のメーカーから発売されているだけで赤ちゃんにスキンケアが必要という概念すらほとんどありませんでした。
ベビースキンケアの必要性が認識されるに伴いベビースキンケア用品の種類も細分化され増えてきています。
それぞれのベビースキンケア用品の特性を知り、適切に活用することが大切です。
例えば、赤ちゃんのお肌の乾燥がひどい場合、ワセリンなどで保湿することも多いかと思いますが、ワセリンには水分は含まれません。
ワセリンを塗ることでそれ以上のお肌の潤いの蒸発を防いだり、ワセリンで保護している間にお肌が自ら潤いを取り戻すことを期待はできますが、即座にお肌に潤いを補いたい場合には化粧水タイプや乳液タイプのベビーローションなどで潤いを補った上でワセリンなど保湿効果の高い保湿剤を重ね塗りしてあげるなど、特性を活かしたケアが可能になります。
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提供:株式会社SANSHIN