公開日時：2018年12月17日 最終更新日：2019/09/03
新生児期から生後3ヶ月までご注意！皮脂が原因で起こりやすい赤ちゃんの肌トラブルと対策
赤ちゃんの頃にお肌にできる湿疹などの肌トラブルを乳児湿疹と呼びますが、乳児湿疹には種類があります。
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≫乳児湿疹の種類と原因や対策
湿疹の種類が違えば原因も違ってきますが、ここでは新生児期から生後3ヶ月頃までに起こりやすい赤ちゃんの肌トラブルについて特徴や対策をご紹介します。
是非参考にしてみてください。
過剰な皮脂が原因となる赤ちゃんの肌トラブル
皮脂が原因と考えられる赤ちゃんの肌トラブルにはどのようなものがあるのでしょうか？
新生児ニキビ
まずは、ニキビです。
ニキビは思春期時期や大人になって悩まされることが多い肌トラブルの一つと思われがちですが、
実は、同様の症状が新生児期にも現れます。これを新生児ニキビと言います。
新生児ニキビも大人のニキビと同様、過剰な皮脂が原因となります。
新生児ニキビについては下記記事で詳しくまとめています。
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》新生児ニキビの原因・症状や対策について
どうして新生児は皮脂分泌が過剰になるのかについては後述します。
乳児脂漏性湿疹
次に乳児脂漏性湿疹です。
漢字からもわかるように皮脂が漏れて起こる湿疹です。
原因やメカニズムは未だに完全には解明されていませんが、皮脂分泌量やの皮膚の常在菌、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる日数などが関係していると考えられるようになってきています。
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》乳児脂漏性湿疹の原因や症状・対策について
新生児期から生後3ヶ月頃まで皮脂分泌が盛んになる理由
新生児期から生後3ヶ月頃までの期間、赤ちゃんの皮脂分泌が盛んになるのはお母さんのお腹の中にいた頃、お母さんから受けていたホルモンの影響とされています。
赤ちゃんのお肌の特徴の詳細は下記記事で詳しく解説しています。
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》赤ちゃんのお肌の特徴
赤ちゃん自身に皮脂分泌が盛んとなる原因があるわけではありませんので、赤ちゃんの皮脂が多いからといって心配する必要はありません。
皮脂分泌が落ち着いていくとされる期間も一般的に約3ヶ月間といわれているだけで、もちろん個人差があります。
2ヶ月くらいで落ち着く赤ちゃんもいれば、4ヶ月以上続く赤ちゃんもいますので、我が子だけ皮脂分泌が3ヶ月経っても治まらないからといって焦ったり、不安に思う必要もありません。あくまでも目安となります。
生後3ヶ月頃までの肌トラブルの対策
新生児ニキビや乳児脂漏性湿疹といった乳児湿疹の原因として過剰な皮脂が挙げられますが、特に過剰な皮脂自体を抑える方法はありません。
皮脂分泌は時間が経つにつれて次第に落ち着いていきます。
それまでの対策として可能なのは皮脂を放置しないことです。
特に新生児期の赤ちゃんの沐浴時の洗顔の仕方が大切となります。
下記記事で紹介している赤ちゃんの顔の洗い方をしっかりと行ってあげましょう。
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≫乳児湿疹対策としての赤ちゃんの顔の洗い方
顔や頭にフケやカサブタのようなものが付いていることも多いですが、下記の乳児脂漏性湿疹の記事で紹介している対策を実践してあげてください。
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》乳児脂漏性湿疹の原因や症状・対策について
症状が現れたら専門の医療機関を受診しましょう
最初にお伝えしたように、赤ちゃんのお肌には様々な種類の乳児湿疹ができます。
中でも生後3ヶ月頃までは皮脂分泌が多いため、皮脂が原因となる乳児湿疹ができやすい傾向があります。しかしながら、似たような症状の別の湿疹である可能性もありますので、ご自身で決めつけず、皮膚科や小児科といった医療機関を受診し、診断を仰ぎましょう。
特に症状がひどい場合などは、菌などが影響している可能性もあるため、自己流では症状の悪化を招く可能性もありますので、病院で薬を処方してもらい治療する必要があります。
この記事を書いた人
古家後健太
化粧品成分検定1級合格（化粧品成分上級スペシャリスト）。ベビースキンケアと子育て情報の育児メディア『マンビーノ（mambino）』運営責任者。株式会社SANSHIN代表取締役。赤ちゃんのお肌の特徴を知れば、赤ちゃんこそスキンケアが必要なのがわかります。ですが実際はベビースキンケアの重要性は世間にあまり浸透していませんでした。赤ちゃんのお肌をトラブルから守るためには、しっかりと赤ちゃんのお肌に必要なケアを広める必要があると思い、2014年にオリジナルベビースキンケアブランド「Dolci Bolle（ドルチボーレ）」を立ち上げました。子供のお肌を守りたいというママやパパの想いに寄り添う化粧品をお届けします。
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