公開日時:2018年12月28日 最終更新日:2020/05/22
妊娠が判明したときに夫婦の行っておくべき行動には何がある?
初めての妊娠では、妊娠中に何をしたら良いのかわからずに手探りで色々な準備をする人が多いでしょう。
ただその場合、後になってもっと計画的に行動すれば良かったと後悔することもあります。
そのため、妊娠が判明したら、妊娠中に夫婦で何をすれば良いかをリスト化するのがおすすめです。
そうすれば、順を追ってするべき行動を漏れなく行うことができます。
まずは妊娠したことを報告しよう
妊娠が判明したら、まず両親や兄弟などの身内に妊娠の報告をしましょう。
ただ妊娠5ヶ月目までは流産のリスクもあるため、妊娠発覚直後に伝えるのは身内だけにして、友人や職場の人には安定期に入ってから伝えると良いでしょう。
またどちらかが勝手に妊娠の報告をするのではなく、夫婦できちんと話し合ってから報告することが大切です。
特に安定期に入るまでのママの心と身体はデリケートなので、パパが勝手に報告すると喧嘩になる可能性が高いです。
夫婦で色々なことを話し合おう
共働きの場合は、これから仕事をどうするか話し合う必要があります。
ママが今後も仕事を続けるのならば、出産までの仕事内容や時間、産休についても考えなくてはいけません。
また妊娠中はつわりなどで、今まで通り動くのは難しくなります。
そのため家事は、パパの協力が必要不可欠です。
パパができることを予め伝えておけば、ママの気持ちが楽になるでしょう。
出産方法を決める
出産はどこで行うのか、またどのような方法で出産するのかなども決めておきましょう。
今は自然分娩や無痛分娩だけでなく、水中分娩やフリースタイル分娩などの様々な出産方法があります。
早めに出産方法を決めておけば、出産をする病院も決めやすくなりますよ。
里帰り出産をする場合はパパが一人になる期間も長くなるので、ママがいなくなる期間中のことも話し合っておかなくてはいけません。
またパパが出産に立ち会うか否かも、パパの意見を尊重しながら決めておきましょう。
出産に必要な手続きも夫婦で協力して行いましょう
妊娠が判明したら、自分たちが住んでいる市町村の窓口に妊娠の届け出をしなくてはいけません。
届け出をすると母子手帳をもらうので、そこで親になるんだなという実感が湧くことでしょう。
これらの手続きはママが行うケースが多いですが、パパが手続きをすることもできます。
ですからママが仕事やつわりで行けない場合は、パパが手続きをしに行きましょう。
手続きに必要な持ち物は市町村によって違うことがあるので、事前に必ず確認してくださいね。
出産育児一時金の申請
出産育児一時金とは、子供を出産するときに支給されるお金のことです。
妊娠4ヶ月以上の出産であり、健康保険もしくは国民健康保険に加入していることが支給条件となります。
一人出産すると、42万円受け取ることができます。
ただ出産育児一時金の申請方法は、以下のうちのどの支払い制度を選ぶかで変わります。
- 直接支払い制度…病院が手続きを行ってくれます
- 受け取り代理制度…市町村の窓口や自分が加入している国保・健保組合に申請
- 出産後申請…出産後に市町村の窓口や健保組合に申請
パパの扶養に入っている場合は、パパが加入している健保や国保、もしくは市町村役場に申請することになります。
家庭の状況によって手続きを行うところが違うので、早めに確認しておきましょう。
お酒とタバコをやめる
お酒とタバコは、お腹の中の赤ちゃんの成長に悪影響を与えます。
そのため、もし今までお酒とタバコを摂取していたのならば、これを機にきっぱりとやめましょう。
カフェインは少量ならば摂取しても良いという医師もいるので、担当の医師に確認してから摂取するようにしてくださいね。
ママだけがこれらを我慢するのでなく、パパも一緒に我慢しましょう。
特にタバコをママの近くで吸うのはNGです。
ママもタバコの煙を吸い込んでしまうので、赤ちゃんに影響を与える可能性が高くなります。
一人よりも二人のほうが心強いので、夫婦二人で頑張って我慢してこの時期を乗り越えましょう。
入院に必要なグッズやベビーグッズを揃える
妊娠後期に入ったら少しずつ、入院の準備と赤ちゃんを迎える準備をはじめましょう。
入院に必要なグッズは肌着やパジャマなどがほとんどなので、身重のママ一人でも準備できると思います。
病院から持参するもののリストを渡されるので、それをチェックしながら準備すれば忘れものをすることはないでしょう。
ただベビーグッズの中にはベビーベッドやベビーカーなどの重いものもあるので、パパと一緒に買い物に行ったり組み立てたりしましょう。
退院後に車で自宅に帰る場合は、チャイルドシートも忘れずに購入してくださいね。
体調管理をする
ママは妊娠中、定期的に妊婦検診を受けることになります。
そのため、多くのママは、健康に気を付けながら妊娠中の毎日を過ごすこととなります。
ですがママだけでなく、パパも一緒に健康管理を行ったほうが良いです。
これから大切な子供が生まれてくるのですから、子供のためにもずっと健康でいられるようにしっかりと健康管理をしましょう。
また出産後のママの心や身体に起こり得ることも、夫婦で知識を共有しておくのがおすすめです。
そうすれば、出産後にママがイライラしたり落ち込んだりしたときなども、落ち着いて対処できるでしょう。
妊娠中に行っておくべき行動はたくさんありますが、出産まではまだ時間があります。
夫婦で作ったリストを確認しながら、順番にやるべきことを行いましょう。
提供:株式会社SANSHIN