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公開日時:2014年11月14日 最終更新日:2019/09/18

肌トラブルは予防が大切!スキンケアの役割と肌トラブルからお肌を守るポイント

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顔にできて目立ったり、掻かずにはいられないくらい痒かったりなど、多くの人にとって悩みの種となるのが肌トラブルではないでしょうか?

めったに肌トラブルが起こらない人もいれば、頻繁に肌トラブルに悩まされる人もいるなど個人差もありますし、原因についても、ストレスやスキンケア不足、食生活の乱れ、睡眠不足といった様々な要因が考えられ、いくつかの要因が組み合わさっていることも多いです。

スキンケアだけで全ての肌トラブルを防ぐことはできませんが、スキンケアによってお肌を健やかな状態に保ちトラブル予防に役立てることは可能です。
スキンケアの役割や肌トラブル予防のために大切なことについてご紹介します。

肌トラブルを防ぐためにスキンケア


肌トラブルには色々な種類があります。

例えば、顔など目立つ場所にできやすいニキビもそうですし、痒みが生じてツライ汗疹(あせも)、他にもシミやくすみなどもあります。

赤ちゃんの場合も乳児湿疹という言葉があるように、
おむつかぶれや新生児ニキビ、汗疹、脂漏性湿疹などの肌トラブルがあります。

そういった肌トラブルはなぜ起こるのでしょうか?
原因の一つにお肌のバリア機能の低下があります。

お肌のバリア機能はお肌を健やかな状態に保つのに欠かせませんが、ストレスや偏った食生活、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなど、日々の生活における様々な要因によって影響を受けます。

お肌のバリア機能は角質層の潤いと皮脂によって保たれているため、お肌のバリア機能の低下は角質層の潤いや皮脂の不足を意味し、つまりはお肌が乾燥傾向にあるということになります。

様々な要因で低下しがちなお肌のバリア機能をサポートし、健やかなお肌を保つためにスキンケアが役立ちます。

肌トラブルが起こった際に行うのは治療です。
それは、病院に行って診察してもらったり、治療してもらったり、薬を貰ったりすることです。

スキンケアはお肌を健やかな状態に導き、肌トラブルからお肌を守るという意味で、肌トラブルの予防に役立ちますが、治療に用いるものではありませんので、きちんと区別しておきましょう。

肌トラブルが起こっても治療すれば治るんだから、毎日せっせとスキンケアする必要なんてないのでは?と思われるかもしれません。

ですが、10代や20代はそれでよかったとしても、歳を重ねるにつれて日々スキンケアしているかしていないかの違いが現れやすくなります。

それにどうせなら、普段から潤いやハリ・ツヤのある健やか肌でいる方が、カサカサに乾燥していて、ブツブツとした湿疹がしょっちゅうできたり、痒みに悩まされたりするよりも嬉しいですよね。

日々健やかなお肌でいるために必要なスキンケアとはどのようなスキンケアでしょうか?

どのようなスキンケアが必要?


健やかなお肌を保つためにどのようなケアが必要かといいますと、
お肌に負担を与えることをできる限り減らし、乾燥からお肌を守ることです。

とてもシンプルですね。

お肌に負担を与えるものとしては、

【汚れ】
・過剰な皮脂
・汗
・垢
・雑菌
・排泄物

【その他】
・紫外線
・摩擦
・温度差(季節の変わり目やエアコン等)
・花粉やハウスダスト、アレルゲン
・肌に合わない化粧品

などがあります。

乾燥からお肌を守るのに必要なケアは保湿ケアです。

そのため、スキンケアに求められるのは、上記で挙げたお肌の汚れやメイクに使用した化粧品をしっかりと取り除くこと、そして、お肌を保湿することです。

お肌の汚れやメイクを落とすためにクレンジング、洗顔、ボディソープ、シャンプーなどの洗浄系化粧品があり、お肌を保湿するために化粧水や乳液、美容液、オイル、パックなどがあります。

化粧品はそれぞれ役割があり、役割を果たせることは最低条件であり、その上で、化粧品自体がお肌への負担とならないことが大切です。

お肌のケアに用いる化粧品がお肌への負担となり、肌トラブルを招いては本末転倒ですよね。

化粧品は成分の組み合わせで作られており、その組み合わせはメーカーによって異なります。

配合されている成分がお肌へのやさしさを考慮して厳選されているかどうかを確認して化粧品選びを行い、日々のスキンケアに用いることが健やかなお肌を保つためには欠かせません。

まとめ


スキンケアは肌トラブルの治療ではなく、肌トラブルからお肌を守るためのケアです。

洗浄系化粧品や保湿化粧品はそれぞれお肌のトラブルの元である「汚れ」や「乾燥」対策という役割がありますが、化粧品自体がお肌のトラブルを招くことにつながらないよう、お肌へのやさしさを考慮した成分で構成された化粧品を選ぶことがポイントです。

肌トラブルが起こるということは、お肌のバリア機能が低下している可能性が高く、お肌の状態が悪化しているとも言えます。
そのような状態で何もケアせず放置していると、ますます悪化していく可能性があります。

例えば、ニキビは白ニキビと呼ばれる毛穴に皮脂が詰まった状態から始まり、アクネ菌によって炎症(赤ニキビ)が起こり、炎症が拡がると膿が溜まりだし黄色くなる黄ニキビと呼ばれる状態となり、炎症が真皮にまで到達するとニキビ跡として治った後も痕が残る可能性があります。

表皮はターンオーバーを繰り返すため日々新しい細胞に生まれ変わっていきますが、真皮は一度傷付くと基本的に元に戻ることはありません。
紫外線もシミの原因となります。

ニキビ跡やシミ等は後からなんとかしたいと思ってもスキンケアではどうすることもできず、医療による治療が必要となります。
後から後悔しないように、前述した化粧品を選ぶ際のポイントを押さえたうえで、毎日しっかりとスキンケアを行っていきましょう。

古家後健太

この記事を書いた人

古家後健太

<執筆者プロフィール>
化粧品成分検定1級合格(化粧品成分上級スペシャリスト)。ベビースキンケアと子育て情報の育児メディア『マンビーノ(mambino)』運営責任者。株式会社SANSHIN代表取締役。赤ちゃんのお肌の特徴を知れば、赤ちゃんこそスキンケアが必要なのがわかります。ですが実際はベビースキンケアの重要性は世間にあまり浸透していませんでした。赤ちゃんのお肌をトラブルから守るためには、しっかりと赤ちゃんのお肌に必要なケアを広める必要があると思い、2014年にオリジナルベビースキンケアブランド「Dolci Bolle(ドルチボーレ)」を立ち上げました。子供のお肌を守りたいというママやパパの想いに寄り添う化粧品をお届けします。
化粧品成分上級スペシャリスト認定書
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提供:株式会社SANSHIN

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