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公開日時:2019年2月4日 最終更新日:2020/05/19

実際に妊娠してから出産までに費用はどのくらいかかるもの?

実際に妊娠してから出産までに費用はどのくらいかかるもの?

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妊娠がわかったのは嬉しいけれど、出産までにかかる費用のことを考えると不安になるという人もいるでしょう。

でもあまり心配しすぎると、おなかの中の赤ちゃんにも影響を与えかねません。
あらかじめ出産までにかかる費用を把握しておけば、不安な気持ちを軽減できるのではないでしょうか?

妊娠中にかかる費用は?

妊娠中にかかる費用は?
妊娠中は定期的に妊婦検診を受ける必要があります。
妊娠検診は健康保険が適用されないため、検査費は自費で払わなくてはいけません。

また通常の検診に加え、血液検査超音波検査なども数回受けることになるでしょう。
妊婦さんや赤ちゃんの状態によっては、違う検査が必要になることもあります。

しかし通常は自治体から補助券がもらえるので、実際の負担額はそれほど多くありません。

では平均の自費負担額はどれくらいなのか、次の項目で見ていきましょう。

妊婦検診にかかる費用

妊婦検診にかかる費用
妊婦検診で自治体の補助券が使えるようになるのは、妊婦健康診査受診票をもらってからです。

大体10週目くらいに医師からもらえるので、それ以前の検診費用は全額支払う必要があります。
検診費用は、5,000~10,000円が相場です。

補助券が利用できるようになってから出産までの検診の自己負担額は、平均で50,000円程となるようです。
初診料再診料通常の妊婦検診料の他、血液検査などの検査費用を含めた金額です。

自治体によって補助の内容が違う他、病院によって検診費用が違うため、人によっては無料のこともあります。

ですから、前もって病院の検診費用や補助券の内容を確認しておくことが大切です。

出生前診断をする場合は別途費用がかかる

出生前診断をする場合は別途費用がかかる
出生前診断とは、おなかの中の赤ちゃんに病気や染色体の異常がないかなどを調べる検査のことです。

健康保険が適用されない上に自治体からの補助も受けられないので、費用は全額自己負担になります。

出生前診断の種類と費用を、以下にまとめたので見ていきましょう。

  • 母体血清マーカー検査…約30,000円
  • 胎児超音波検査…約10,000円
  • 母体血胎児染色体検査…約200,000円
  • 羊水検査…約200,000円
  • 絨毛検査…約200,000円

メリットは事前に赤ちゃんの健康状態を把握できるということです。
しかしリスクが伴う上に費用も高額なので、本当に必要か夫婦でよく話し合って決めてくださいね。

ベビーグッズは高額になりやすい

ベビーグッズは高額になりやすい
初めての妊娠では、ベビーグッズをいろいろと揃えたくなりますよね。
そのため、予定していたよりも総費用が高額になることもあります。

実際どれくらいかかるのか、平均的な金額を見ていきましょう。

  • 衣類…約10,000円
  • おむつ用品…約10,000円
  • 授乳用品…約15,000円
  • お風呂用品…10,000円
  • 就寝用品やチャイルドシートなど…約60,000円

大体総額で100,000円以上はかかります。

それに加えて、ママの入院グッズも必要です。

入院グッズには、大体35,000円ほどかかるのが一般的です。

出産・入院にかかる費用は?

出産・入院にかかる費用は?
初めて出産するママの中には、出産と入院にかかる費用が1番心配!というママが多いかもしれませんね。

しかし国民健康保険に入っている人ならば、出産育児一時金がもらえます。
赤ちゃん1人あたり、420,000円です。

人によっては会社の健康保険組合から、15,000~90,000円の付加給付金がもらえることもあります。

これらのお金で分娩費と入院費の全てをまかなえるかは病院や分娩の内容次第ですが、それほど自己負担額が高額になることはないでしょう。
ですから、あまり心配しなくて大丈夫です。

次の項目からは、一般的な分娩と入院にかかる費用を見ていきましょう。

自然分娩は曜日や時間によって費用が違う点に注意

自然分娩は曜日や時間によって費用が違う点に注意
最近は複数の分娩方法がありますが、それでもまだ自然分娩が一般的です。

激痛が伴うことがほとんどですが、それを乗り越えた後に我が子と対面すると感動もひとしおだからでしょう。

費用は平均で260,000円ほどですが、曜日や時間帯によっては追加料金がかかることもあります。

例えば休日や深夜~早朝の時間帯の場合は、通常料金に15,000~20,000円ほどプラスされることが多いです。

痛いのは嫌だからと、無痛分娩を選ぶ人もいるでしょう。
その場合は、通常料金に100,000円ほどプラスした費用を用意しておいたほうが良いです。

帝王切開は健康保険が適用される

帝王切開は健康保険が適用される
帝王切開の場合は、自然分娩よりも入院日数が長くなります。
大体7~10日ほどです。

ですから、入院費用は自然分娩よりも高額になるかもしれません。

しかし帝王切開の手術費用は健康保険が適用されるため、3割の自己負担で済みます。
222,000円が帝王切開の手術費用なので、自己負担金は66,600円ということになりますね。

それに高額療養費の給付対象と認められれば、分娩と入院にかかる費用をかなり抑えられるでしょう。

入院費は病院や部屋によって違う

入院費は病院や部屋によって違う
自然分娩をした場合の入院日数は、大体1週間くらいです。
1泊の入院費は、食事付で平均15,000~25,000円です。

これは大部屋に入院したときの平均的な料金で、個室を利用する場合は5,000~10,000円ほどプラスされることが多いです。

さらに入院中は、以下のような費用が発生します。

  • 新生児管理保育料
  • 検査料
  • 薬代
  • 処置代(乳房マッサージなど)

自然分娩と入院にかかる全ての費用を合わせて、500,000円ほどかかるのが相場です。

そこから出産一時金分を引くので、実質支払うのは80,000円ほどということになります。

国や自治体の補助制度があるので、検査費用や出産費用についてそれほど心配する必要はありません。

ベビーグッズにかかる費用は、リサイクルショップを利用するなど自分なりに工夫をすれば安く抑えられますよ。

提供:株式会社SANSHIN

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